ジョン・コルトレーンライブ映像
ジャズテナーサックス奏者のジョン・コルトレーンは、ディジー・ガレスピーのバンドに参加し、
いくつかのバンドを転々とした後の、1955年マイルス・デイヴィス(トランペット)のグループに参加。
この当時は、マイルス・デイヴィスからも下手だといわれるほどに、かなり評価が低かったようですしかし、次第に才能が開花し2年後の1957年には、シーツ・オブ・サウンズと呼ばれるスタイルを確立し、後のジャズ界に影響を与えることとなりました。
1960年代前半~中盤には、主にマッコイ・タイナー(ピアノ)、ジミー・ギャリソン(ベース)、エルビン・ジョーンズ(ドラム)とのクァルテットで幾多の名演を生みました。
ジョン・コルトレーンが、インパルス!レコードに移った後の晩年は、精神性を強めたフリー・ジャズに傾倒していき、1966年来日時、記者会見で「私は聖者になりたい」と発言したといわれています。
ジョン・コルトレーン「Naima」